安曇野ワイナリー

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白ワインの原料となるナイアガラが入荷しました。ワイン工場内には甘い香りが漂っています。

ナイアガラはその名の通り、アメリカ「ナイアガラの滝」近郊で生まれた品種。現在では長野県でも広く栽培されています。特徴はなんといっても鮮やかな黄緑色の実と強い香り。ブドウ畑の近くでこの香りに気が付くことも少なくありません。 ナイアガラの果粒には種がありますが、生食の場合は種ごと飲み込むのがオススメです。というのも種のまわりは酸味が強く、口から種を出す際に酸っぱさを感じてしまうから。ナイアガラの甘さを堪能するには、この食べ方が一番です。

左の写真は除梗(じょこう)を写したもの。除梗とは、ぶどうの房から果粒と果梗(葡萄の粒がついている小さな枝の部分)に分ける工程。不快な香りや味の原因となる果梗を取り除く大切な作業です。果梗に含まれるタンニンの量が増えることでワインの寿命が伸びるので、一部を除梗しない場合もあります。

除梗の工程が終わるとブドウの実を潰す「破砕」という作業になります。従業員一同、皆様のお越しをお待ちしております。