安曇野ワイナリー

アーカイブ (2008年10月)

ワイナリー便り

2008:10:23:17:38:22

10月も後半になり、安曇野ワイナリー周辺では、紅葉が始まった樹木が見受けられます。このあたりでは例年、10月下旬からが紅葉の見ごろとなりますが、夏から秋にかけて気温の高かった今年は、いつもより紅葉の時期が遅いように思えます。

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ワイナリーのぶどう畑も色付いてきました。ウッドチップを敷き詰めた通路のこちら側がシャルドネ、奥がメルローです。

シャルドネは白ワインの原料として有名な品種で、その果皮はナイアガラにも似た黄緑色。シャンパンなどスパークリングワインでも使用されます。

一方、メルローは代表的な赤ワイン用の品種。果皮は濃い紫色です。フランス以外でも世界各地で栽培され、長野県内でも多くのぶどう畑で見ることができます。

写真を見ると分かりますが、特徴的なのはこの時期の葉の色。シャルドネの黄色いに葉にくらべて、メルローの葉は真っ赤です。実の色が薄い品種は葉の色も薄く、逆に実の色が濃い品種は葉の色も濃い、ということになります。これは植物それぞれが持つ色素の関係でしょうか。不思議なものです。

ワイナリーの訪問見学 2008:10:07:21:00:18

本日、田崎真也ワインサロンのスタッフの方々19名様の社員研修旅行で、当ワイナリーの訪問見学をして頂きました。この研修の目的は「長野県産ワインの見識を深める」ということで、当ワイナリーの醸造設備やブドウ畑の見学、ワインのテイスティングがそのおもな内容です。

田崎氏はメディアに登場される機会が多いので皆さんご存知と思いますが、1995年には世界最優秀ソムリエコンクールで優勝するなど、名実ともに世界を代表するソムリエです。 1997年より『ワインは、憶えてから楽しむものではなく、楽しんでから憶えるもの』をコンセプトに、田崎真也ワインサロンを主宰されています。

このワインサロンでは、ワインの楽しみ方・選び方、ワインの歴史・醸造方法、テイスティング方法などを、広く学ぶことができます。またワインと相性のよいチーズについても同様の講座が開かれています。チーズ講座の講師を務めるサロンの取締役支配人、村瀬美幸様にも本日の見学に参加していただき、当ワイナリーとしても興味深いをお話をうかがうことができました。

田崎真也ワインサロンの皆さん、本日はありがとうございました。

見学については、まずは電話(代表:0263-77-7700)でお問い合わせください。スタッフ一同、皆様のお越しをお待ちしております。

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