安曇野ワイナリー

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ワイナリー便り

安曇野の冬 2025:02:08:13:08:45

20250208_084812.jpg20250208_083721.jpg撮影:2025年2月8日

今冬は積雪があまりない安曇野。今週に入って、ようやく2月らしい景色になってきました。乾燥しがちなこの地ではパウダースノーが降り積もることが多く、さらさらな雪質に驚かれる方もいらっしゃいます。

20250208_084226.jpg20250208_084413.jpg撮影:2025年2月8日

ショップ前の畑でも、剪定作業が始まりました。平日の日中は栽培スタッフが作業していますので、寒くはありますが、ご来場の際はぜひ畑もご覧くださいませ。

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【ショップ営業時間について】
冬季営業期間(短縮営業)は2月いっぱいまで、3月から通常営業に戻ります。

■2025年2月中(冬季営業時間)
営業時間:9:30~16:30
定休日:毎週水曜日
■2025年3月~(夏季営業時間)
営業時間:9:00~17:00
定休日:なし
※臨時休業は都度お知らせします。
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(広報/小林)

デザートワインへの一滴 2024:12:20:10:32:04

20241218_160426~2.jpg撮影:2024年12月18日

先日投稿した、「サンふじりんご」の仕込みが進んでいます。こちらは、甘味と酸味がぎゅっと濃縮された果汁、デザートワインの原料です。冷凍庫で保管中ですが、濃縮果汁のため凍ることはありません。爽やかなサンふじの香りに、ワインへの期待が膨らみます。(写真映えはしませんが......)

当ワイナリーのデザートワインは、ぶどうもりんごも「冷凍果汁仕込み」。果実を絞って果汁にし、冷凍したあと、水分より先に溶け出してくる濃縮果汁のみを使用してデザートワインにしています。

一滴一滴溶け出すのを待つこの工程は、気温の低い冬場しか行えません。1か月間ほど時間をかけて、極上の一滴をゆっくりと抽出させています。

(広報/小林)

安曇野もだんだんと、師走らしい景色になってきました。
前日の夜から降り積もっていた雪がお昼には溶けたこの日、センターハウス(ショップ)の屋根瓦・紅葉と里山の雪のコントラストが見事でパシャリ。この時期だけの光景です。

20241208_123320.jpg撮影:2024年12月8日

さて、ブドウの仕込みがひと段落した醸造所に、今度はりんごがやってきました。
安曇野ワイナリーのある安曇野市三郷地域は、安曇野の中でもりんご栽培で有名です。ワイナリー周辺も例にもれず、植わっているのはりんごの樹がほとんど。この恵みを生かし、当ワイナリーではりんごワインやりんごのデザートワインを手掛けています。

DSC_4177.JPG撮影:2024年12月6日

写真は、近隣のりんご農家さんが育てた「サンふじ」りんごです。そのまま食べて美味しいサンふじの良さを最大限に引き出し、これから仕込んでいきます。

(広報/小林)

11/1でカベルネ・ソーヴィニョンの収穫を終え、こちらで2024年の自社畑のブドウをすべて収穫し終えました。ご来場の皆様はブドウがなくなりがっかりするかもしれませんが、すっかり秋模様のワイナリーもぜひお楽しみください。ブドウの樹々の「黄葉」がすすんでいます。

20241106_160627.jpg20241106_160840.jpg撮影:2024年11月6日

収穫したブドウはといいますと、仕込み・発酵を経て熟成期間に入っています。自社畑のメルロは、樽入れ(詰め)を行い、ワインセラーに運び込まれました。このまま約1年、ゆっくりじっくり熟成していきます。
ショップ奥にあるワインセラーは営業時間内はいつでもご覧いただけます。当ワイナリーにお越しの際は、ぜひ樽の香りに包まれてみてください。

20241101_101815.jpg20241023_082619.jpg撮影:2024年11月1日

(広報/小林)

自社農場メルロ発酵中 2024:10:25:10:23:37

仕込みからちょうど1週間後、タンクのなかで発酵中の自社畑メルロの「圧搾」を行いました。
果汁に色み・味わいを抽出していた果皮・種子等の固形物を、機械で圧をかけて絞りきり、果汁と搾りかすに分ける作業です。

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撮影:2024年10月23日、ワイン醸造所

1週間前に酵母が入った果汁は発酵途中でしゅわしゅわと炭酸ガスがわいていますが、長く果皮等を漬けこみすぎると雑味が果汁に移ってしまうため、このタイミングで固形物を除きます。綺麗な赤紫色には、「ワインは農産物」という言葉が思い浮かびますね。

Instagram、Facebookで、圧搾の様子をまとめた動画を公開しました。下記リンク先からご覧ください↓↓

●Instagram
https://www.instagram.com/p/DBkdT4PB1xv/
●Facebook
https://www.facebook.com/reel/525831843571002

(広報/小林)

20241004_090336.jpg撮影:2024年10月4日、醸造所にて

白ワインに続き、赤ワインの醸造も始まっています。こちらは「ボー・ルージュ」の、ピジャージュ(櫂入れ)の様子です。朝・夕の一日2回、発酵が終わるまでの10日間程度、棒で突いてワインを攪拌。なかなかの力作業です。

赤ワインの醸造では、ブドウの果汁・果肉・果皮・種子を一緒に醸します。つまり、液体(果汁)と固形物(果肉・果皮・種子)が一緒になっている状態です。
ここに酵母を入れて発酵が始まると、アルコールと一緒に生じる二酸化炭素がブドウの固形物を浮かび上がらせ、果汁の上部を覆ってしまいます。

20241004_085514.jpg撮影:2024年10月4日、醸造所にて

これを崩すことで(=ピジャージュ)、果汁にしっかり酸素を送り、むらのない発酵につなげ、果皮などからタンニンや色素の抽出が促進、ワインに色・質感・渋味をもたらします。さらには、バクテリアやカビからワインを守る効果も! 重要な作業です。

別日に撮影したものですが、Instagramに動画を投稿しています。作業中の醸造スタッフの姿をどうぞご覧ください↓↓
https://www.instagram.com/p/DA4swrLBXJU/

(広報/小林)

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